2011年9月18日日曜日

TOCとJIT

オープンジーオンとは、何か? を語る上で、判りやすい例と思われるのが、「TOCJIT」です。

TOCとは、theory of constraints(制約条件の理論)というもので、『ザ・ゴール』という小説で有名ですが、ここでは、手法を述べているのではなく、何をしたいのか、という所に注目してください。 私の中では、「スループットを短縮すると、イノベーションを起こせる」と読み替えて解釈しています。 

そして、JIT(just-in-time)とは、トヨタ生産方式の一つの柱である「必要なものを、必要なときに、必要な数量だけ」調達・生産するという考え方です。ソフトウエアの世界では、XP(Extreme Programming)やアジャイルソフトウェア開発でのジャストインタイムの方が有名かもしれませんね。

オープンジーオンが目指しているのは、「開発のスループットを短縮してイノベーションを起こす」ことと、「必要な機能は必要になってから作る」という所です。 

開発で言うと、お客様に対して、ヒアリングを行い、システムの要件定義をまとめていきます。通常、何度か繰り返して、プレゼンして、各社(数社)で見積もり、開発納期などを出し合い、色々な条件(当然、付き合いやすさや雰囲気も大きな要因です)を考慮して受注ということになります。それから開発・・・ですが、オープンジーオンで実現したいのは、最初のヒアリングである程度のシステム要件を聞きだした後、2回目のプレゼンや提案時に、実際にシステムを動かしてみせる、という事です。 そう、受注の直前では、殆どシステムが出来上がっている状態です。当然、受注できれば、費用は言い値ですから、他社に負けることはありませんし、失注しても、営業費用の範囲で落とすという考えです。 

上であげた例はパッケージ販売では通常の手法です(すでに出来ているのですから)。ただし、カスタマイズ設計の場合は、ありえません。しかし、カスタマイズ開発が、ものすごく効率的であれば、殆ど営業がプレゼン資料を作成するのと同じ程度の工数で実現できれば、受注率があがれば十分実現できると考えています。
さらに、要件を聞きながら、今必要なのか、必須機能なのか、便利機能なのかを判断し、プレゼン時にはあくまで基本のみにしておくことで、初期投資を抑え、拡張性を持たせることで、予算に対して、必要な機能から順番に実装していくという事も可能です。 

実際、我々もそのようなことは出来ていませんが、目指している方向は、そういうところにあります。

特に、Do IT(情報技術) Yourself の世界では、自社システムを自社開発するので、上記の考え方はさらに強力に働くはずです。システムが必要になればすぐに作ればよいし、そうやって作ったシステムなら、成果がでなければ、捨てればよい。

そういうツールを目指しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿